外壁塗装コラム

2019-12-17 20:22:00

屋根の外観の老朽化に伴い傷が出てきたり、剥げてきたりなど、なんらかの傷みがあると屋根塗装を考えると思います。その時に依頼者は一般的な価格がわからないために、適正な価格を知りたいと思うはずです。悪徳業者に騙されないためにも、しっかり適正価格を把握しておきましょう。

屋根塗装の相場価格

屋根の塗装は、その面積により価格に変動があります。
およそ一般的に2階建て50~80㎡で40~60万円と考えられます。
これは、一般的な2階建て住宅の塗装面積であり、足場費用込みの価格です。
どうしてそんなに幅があるかというと、屋根の費用は、屋根の塗装する面積や使用する塗料の種類、屋根の劣化の状態等によって大きく変わるからです。

屋根の形、屋根材、屋根の勾配(傾き)による費用の差

屋根の角度が急であれば、面積も増えますし、広ければ広いほど費用がかかります。
「同じ大きさの知り合いのお宅と価格が違う。」というのは、このような原因からきている場合もあります。

40~60万円(一般的な2階建て住宅・塗装面積50~80㎡・足場代込)
また、上記価格は一般的価格であり、この価格より上下する場合もあります。

屋根塗装の内訳

自分の家の屋根を依頼した場合は、いったいいくらになるのかと不安になるはずですので、その内訳を記入してみます。

屋根塗装にかかる費用は、「塗料代」に約20%、「人件費含む工事代」約30%、「足場代」が約20%、「業者の利益」が約30%といった内訳でおよそ構成されているところが多いようです。

足場費用

塗料は、あまり安価なものを選ぶとすぐ塗り替えが必要になり帰って高額なものになってしまうことも考えられます。

足場費用=足場架面積×(足場費用/㎡+飛散防止ネット/㎡)

例えば、
20坪の屋根の塗装工事、面積42㎡をするとした場合、
足場1㎡ 700円だとすると700×42=29400円
同様に
50坪の屋根の塗装工事、面積92㎡をするとした場合、
足場1㎡ 700円だとすると700×92=64400円
飛散防止ネット/㎡   100~200円
のようにかかってきます。

屋根塗装関係諸代金単価相場

下記はすべて1㎡当たりの費用となります。

屋根足場代金 600~900円
洗浄・清掃 200~400円
ケレン(手工具) 400~600円
ケレン(電動工具) 500~700円
錆止め 600~800円
縁切り(皮スキ) 500~800円
縁切り(タスペーサー) 300~1,000円
破風塗装 800~1,200円
軒天塗装 800~1,500円
雨戸塗装 1枚2,000~3,000円
雨樋塗装 600~1,000円

下塗りはどちらもケレン(電動工具)単価(1㎡ごと) 500円ですが、
トタンの場合は錆止めに単価(1㎡ごと)に600円追加料金
ケレン(電動工具) 単価(1㎡ごと) 500円
中塗り/上塗り(2回塗り) 単価(1㎡ごと) 1,800円
と、細かいですが計算方法があるのを記入しておきます。

タスペンサーとは?

また、縁切り(えんきり)」「タスペーサー」といって、従来は塗装後の一枚一枚引っ付いた屋根をカッター等で切っていくという地道な作業をしていたのですが、タスペーサーという部材を利用して雨水の逃げ場をスムーズに作れるようになり、そちらを利用するのが一般的になってきています。

この縁切り(タスペーサー)などの部材をプラスしていくことにより、代金を算出していきます。

塗料価格ついて

塗料は、一般的な2階建て住居の場合おおよそ2缶ほど使用しますし、またそれは、使用する塗料により価格差が生じます。(メーカー、製品により異なります)

塗料の種類 1缶当たりの費用 耐久年数
ウレタン 価格 5,000~15,000円 約3~5年
シリコン 価格 15,000~40,000円 約5~7年
フッ素 価格40,000~80,000円 約5~7年
無機 価格50,000~120,000円 約10~15年

※塗料の種類だけでなく屋根の材質によっても価格や耐久年数は変わってきます。

屋根の塗装ができない場合

劣化が大きく進行している場合には、塗装工事では対応できない場合もあります。

重ね葺き(カバー工法)もしくは葺き替えといって既存の屋根はそのまま残し、上に屋根材をかぶせる工法で「重ね葺き」といい費用相場は80万円以上です。また、古い屋根を全て撤去し新しく取り換える場合は費用相場は100万円以上となってしまうので大がかりな工事となります。

屋根塗装と外壁塗装は一緒にするのが良い

塗装と外壁塗装は一緒にすると良いというのは、どちらも必ずメンテナンスが必要となるために、そのときかかる足場代金を2回に分けてかけなくていいようにという意味です。

2階以上の場所を塗装する場合は、足場が不安定になるので必ず足場は組むことになります。

足場は、安全管理に必要なだけでなく、施工品質を保つためや足場を組むことで飛散防止ネットを張ることでき、塗料が飛散するのを防ぐことができます。

足場代は、ばかにならないため、1年後にまた別箇所を塗装する予定がある場合は一緒に塗装するのも一案でしょう。

屋根塗装が無料になるかも?

「屋根の塗装をしたいけれど、高額だから・・・。」とためらってしまいがちです。ご自分でかけている火災保険で無料適用されることで、屋根の塗装代金が0円になる可能性もあります。そういう知識を得て屋根塗装の費用を抑えられたらいいですね。

まとめ

いかがでしたか?

事前に屋根塗装にかかる相場を把握しておくことで悪徳業者に騙されにくくなると思います。

2019-12-17 20:15:00

塗料は、外壁塗装をするうえで職人の腕と同様に重要な役割を果たします。
どんな塗料を選択すればいいのか?実際の噂と現実はどうなのか?おススメできる塗料の選び方をご案内します。

おススメの塗料は?

日本で最も使用頻度の高い物は、シリコン塗料です。
なぜ、シリコン塗料なのでしょうか?
なぜなら、製品の仕様が豊富であること、品質と価格が日本人の平均を選ぶという嗜好と合致している点からにありました。
これまで、パーフェクトシリーズというものが存在していなかったため、シリコンが主流でしたが、この度誕生した「パーフェクトシリーズ」は、シリコンにとって代わる存在として位置付けされます。

これを最後の塗装としたいと考える人、マメに塗装をしていつもきれいにしていたいと考える人とでは、選ぶ基準や塗料も本来は違ってくるはずなのですが、一般的だという理由から選ばれているのです。
本来ならば、自分の人生設計や住宅状況によって変わってくるはずです。
どんな塗料があるのか実際に見ていきます。

外壁塗装で使用される塗料

外壁塗装では、乾燥後の塗膜部分に対応するものに、合成樹脂、添加剤、顔料があります。また、塗装後に乾燥などによって蒸発してなくなるものとして溶剤類があります。

合成樹脂には「アクリル」、「ウレタン」、「シリコン」、「パーフェクトシリーズ」、「フッ素」などがあり、耐久性に大きく関わります。

添加剤は、塗膜に機能を付ける役目で「1液型」、「2液型」、「硬質」,「弾性」、「艶あり」、「艶無し」、顔料は塗膜に色をつけるもので、「エナメル」、「クリアー」など、溶剤類としては、「水性」や「油性」などがあり塗料を液体化させるのに用います。

グレードの差

各々の塗料にはグレードや価格による差があります。

アクリル塗料<ウレタン塗料<シリコン塗料<パーフェクトシリーズ<フッ素塗料の順で、ウレタン塗料、シリコン塗料は、価格的に求めやすいものになりますし、品質を重視した場合はフッ素塗料になりますが、パーフェクトシリーズは、その優れた機能からグレード的にも対等であると考えられます。

DIYを思い浮かべていただければわかるように色々なメーカーのものがホームセンターなどで売られているはずですが、これはアクリル塗料になります。個人がよく使用するタイプの塗料になりプロ職人は用いていません。

使用方法の違い

1つの液のみ用いる「1液型」は価格が比較的安く作業効率も高いのですが、耐久性に欠けますし、塗る場所が限られてしまいます。余った場合、翌日以降に持ち越せます。

硬化剤と取材を合わせて用いる「2液型」は、耐久性が高く様々な場所に塗れて便利ですが、比較的高くつきます。また混ぜなければ保管しやすいのですが、混ぜたらすぐ使う必要があります。

伸びの差

塗料の伸びは弾性によって差がでてきます。

弾性の弱いモノから、硬質塗料<微弾性塗料<弾性塗料の順になります。

光沢について

他には光沢の違いや色の違いがあります。

光沢度は、5段階に分けられ、艶あり>7分艶>5分艶>3分艶>艶消しなどがあります。

艶消しにした場合、かなり落ち着いた雰囲気になります。ですが、艶消しのための添加剤は不純物でもあるため塗料の基本的性能を落とす可能性もあります。そのように考えた場合は、艶ありを選択するのが無難になります。

色、特殊なモノ

着色効果のある顔料を入れると有色不透明になる「エナメル塗料」
入れない場合は無色透明になる「クリヤー(ワニス/ニス)塗料」となります。

顔料の働きは、着色効果の他に防錆力や遮熱性、たれ防止、粘り具合などに効果的なものもあります。
顔料を入れたエナメル塗料には、元の外壁の色を隠すことができますし、現在の外壁のデザイン性をどうするかで選択する場合が多いようです。

水性塗料、油性塗料

塗膜主要素を水で溶かすものを「水性塗料」、「油性塗料」はシンナーで塗膜主要素を溶かしているものになります。シンナーはご存じのように臭いがきつく保管もしにくい事が特徴です。
ですが、油性塗料のほうが水性塗料よりも長持ちはするようです。

最近は、高機能・高価格な塗料としてラジカル制御型や光触媒などが出てきました。

塗料選択の判断基準

私たちは、このようにある程度の知識を持ったとしてもすぐ忘れてしまったり、いざというときは、なかなか判断が難しいのが現実です。
では、どうしたらいいでしょうか?

塗料を選ぶ場合は次の順に選択することをおススメします。

1・自分は特殊な機能を必要とするか?
2・現在の外壁の色を使用するか?
3・艶はどうするか?
4・耐久年数と予算の希望は?

上記で選択していくのが望ましいのですが、予算の関係他で再考する場合もでてくるかもしれません。その場合は、自分の優先度をどこに置くかが重要になってきます。

また塗料を選択する場合は、素人では数多くの中から選ぶのは訳がわからず途方に暮れることにもなるので、専門家に相談するか、塗装業者に聞きながら選ぶのが無難です。

まとめ

塗料をどのように選ぶかは、建物の耐久性だけでなく金額的面でも大きな差が出てきます。

くれぐれも、業者に丸投げしないよう注意してください。あとから耐久年数の差、費用の差に愕然としないよう、信頼できる外壁塗装業者選びと賢い塗料選びをされるようにしてくださいね。

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