屋根塗装とは
「屋根塗装」とは、屋根を保護するために行われる工事のことです。屋根は家の建物全体を覆う大切な部分ですが、長期的には様々な要因によって損傷や劣化が起こります。そのため、定期的に屋根を塗装することが重要です。
屋根塗装によって、屋根からの漏水や風雨から建物を保護することができます。また、塗装することによって屋根の耐久性や耐候性が向上し、長期的な劣化を防ぐことができます。さらに、塗装することによって屋根の外観が改善され、家全体の外観も向上します。
屋根塗装は、屋根の種類や状況に応じて様々な方法があります。また、屋根塗装には専門の知識と技術が必要であるため、屋根塗装業者に依頼することが一般的です。屋根塗装は家の大切な財産を保護するために行う重要な工事ですので、適切な業者の選び方や料金の見積もりなどを十分に調べて行うことが大切です。
屋根塗装のメリット
「屋根塗装」には多くのメリットがあります。主なメリットを以下に紹介します。
- 屋根塗装によって、屋根の損傷や劣化が防止され、長期的に家全体を保護することができます。
- 屋根の耐久性や耐候性が向上します。屋根塗装によって、屋根は風雨や湿気などから保護され、長期的な劣化を防ぐことができます。
- 屋根の外観が改善されます。屋根塗装によって、屋根の外観が整えられ、家全体の外観も向上します。
- 建物のエネルギー効率が向上します。屋根塗装によって、屋根からの外気の浸入が抑えられ、家全体の暖房や冷房効率が向上します。
- 建物の価値が向上します。屋根塗装によって、家全体の外観が改善され、建物の価値も向上することがあります。
屋根塗装は、家の大切な財産を保護するために行う重要な工事です。屋根塗装を行うことで、家全体の保護と改善が図れますので、是非検討することをお勧めします。
屋根塗装料金の相場
屋根の塗装は、その面積により価格に変動があります。 およそ一般的に2階建て50~80㎡で40~60万円と考えられます。 これは、一般的な2階建て住宅の塗装面積であり、足場費用込みの価格です。 どうしてそんなに幅があるかというと、屋根の費用は、屋根の塗装する面積や使用する塗料の種類、屋根の劣化の状態等によって大きく変わるからです。
屋根の形、屋根材、屋根の勾配(傾き)による費用の差
屋根の角度が急であれば、面積も増えますし、広ければ広いほど費用がかかります。 「同じ大きさの知り合いのお宅と価格が違う。」というのは、このような原因からきている場合もあります。
40~60万円(一般的な2階建て住宅・塗装面積50~80㎡・足場代込) また、上記価格は一般的価格であり、この価格より上下する場合もあります。
屋根塗装の内訳
自分の家の屋根を依頼した場合は、いったいいくらになるのかと不安になるはずですので、その内訳を記入してみます。
屋根塗装にかかる費用は、「塗料代」に約20%、「人件費含む工事代」約30%、「足場代」が約20%、「業者の利益」が約30%といった内訳でおよそ構成されているところが多いようです。
足場費用
基本的には
足場面積、足場材料料金、足場組立作業費用
を踏まえた上で算出されます。
建物の面積や構造、屋根構造、高さなど状況によって、組み立てられる足場は異なります。
そのため、一概にいくらという算出は難しくはなりますが、もし足場代が屋根塗装の内訳相場よりも高いようであれば、高い理由をしっかりと確認するのも良いでしょう。
屋根塗装関係諸代金単価相場
下記はすべて1㎡当たりの費用となります。
屋根足場代金 | 600~900円 |
洗浄・清掃 | 200~400円 |
ケレン(手工具) | 400~600円 |
ケレン(電動工具) | 500~700円 |
錆止め | 600~800円 |
縁切り(皮スキ) | 500~800円 |
縁切り(タスペーサー) | 300~1,000円 |
破風塗装 | 800~1,200円 |
軒天塗装 | 800~1,500円 |
雨戸塗装 | 1枚2,000~3,000円 |
雨樋塗装 | 600~1,000円 |
下塗りはどちらもケレン(電動工具)単価(1㎡ごと) 500円ですが、
トタンの場合は錆止めに単価(1㎡ごと)に600円追加料金
ケレン(電動工具) 単価(1㎡ごと) 500円
中塗り/上塗り(2回塗り) 単価(1㎡ごと) 1,800円
と、細かいですが記載しておきます。
タスペンサーとは?
また、縁切り(えんきり)」「タスペーサー」といって、従来は塗装後の一枚一枚引っ付いた屋根をカッター等で切っていくという地道な作業をしていたのですが、タスペーサーという部材を利用して雨水の逃げ場をスムーズに作れるようになり、そちらを利用するのが一般的になってきています。
この縁切り(タスペーサー)などの部材をプラスしていくことにより、代金を算出していきます。
塗料価格ついて
塗料は、一般的な2階建て住居の場合おおよそ2缶ほど使用しますし、またそれは、使用する塗料により価格差が生じます。(メーカー、製品により異なります)
塗料の種類 | 1缶当たりの費用 | 耐久年数 |
---|---|---|
ウレタン | 価格 5,000~15,000円 | 約3~5年 |
シリコン | 価格 15,000~40,000円 | 約5~7年 |
フッ素 | 価格40,000~80,000円 | 約5~7年 |
無機 | 価格50,000~120,000円 | 約10~15年 |
※塗料の種類だけでなく屋根の材質によっても価格や耐久年数は変わってきます。
屋根塗装工事の流れ
「屋根塗装工事」の流れは以下の通りです。
- お見積もりのご依頼
まずは無料のお見積もりをご依頼いただきます。見積もりを依頼する際には、屋根の面積や材料、場所などをお伝えいただけると精度の高いお見積書をご提示させていただくことができますが、よくわからないという事も多いかと思いますので、まずは気軽にご相談ください。 - お見積もりのご確認
お見積もり内容をご確認いただきます。屋根塗装は大切な財産に関わる事です。他社様のお見積りと比較検討していただいて問題ございません。当社は他社と比較しても、最もコストパフォーマンスの良い作業をさせていただく自信があります。「他社より安いけどなぜ?」「他社より高いけどなぜ?」など、ご不明点があれば何でもご質問ください。 - ご契約の条件の確認
御見積書と合わせて契約条件書もご送付させていただきます。ご確認いただき、ご不明点があれば何でもご質問ください。ご理解いただけるまでしっかりと説明させていただきます。 - 施工の開始
屋根塗装工事を開始します。近隣への配慮も踏まえた上での最適な施工を行わせていただいております。 - 施工の終了
終了後、お客様に最終的なご確認をいただき完了となります。
屋根塗装工事は、家の大切な財産を保護するために行う重要な工事です。工事の流れでご不明点があれば気軽にご質問・ご相談ください。
屋根塗装業者の選びのコツ
屋根塗装工事は、家の大切な財産を保護するために行う重要な工事です。そのため、当社としては、是非、他社様とも比較して選定していただきたいと考えております。
とはいえ、では、他社とどのように比較して選定すべきなのか、一般の方にはなかなか判断しにくい部分もあるかと思います。
当社が専門家として、是非、比較の際にはよく見ておいていただきたい点をお伝えさせていただきます。
- 高すぎないか?安すぎないか?
- 実績と経験があるか?
- アフターサポートがしっかりしているか?
2、3が重要なことはわかりやすいかと思いますが、1の「安すぎないか?」に関しては、安い分には良いのではないかと思われがちですが、やはり安すぎる施工業者というのは、材料や技術に影響を与えてしまったりしやすいもので、結果的に、状況をひどくしてしまうようなこともあります。安すぎるような場合は、その安さの理由をしっかりと確かめておくことも重要です。
まとめ
このように、屋根塗装の相場といってもその業者や素材、塗装環境などによっても費用は大きく異なります。
当社では、しっかりとお客様に寄り添いながら、どのような塗装を行うべきなのかご説明させていただき、対応させていただきますので、まずは気軽にご相談いただければと思います。
はじめに
外壁塗装は、住宅の外観を整えることを目的とした作業です。外壁塗装は、家の構造物を保護することだけでなく、長期的な耐久性を確保することもできます。住宅の外壁は、時間の経過とともに劣化していくことがありますが、定期的な外壁塗装を行うことで、そのような問題を防ぐことができます。
外壁塗装は、費用がかかるために放置されることもあります。しかし、外壁塗装を行わないと、住宅の構造物が劣化したり、建物全体の外観が悪化することもあります。外壁塗装は、住宅の価値を保つためにも重要な作業です。
このような外壁塗装に関する基本的な情報を紹介しました。外壁塗装は、住宅の外観を整えることだけでなく、長期的な耐久性を確保することもできます。外壁塗装に関する情報を知っておくことで、自分自身の住宅を維持する上でのポイントを把握することができます。
助成金とは
助成金とは、政府や自治体などが提供する財政支援のことです。助成金は、特定の目的に向けたもので、外壁塗装助成金もその一つです。
助成金は、現金または割引などの形で支払われます。例えば、外壁塗装助成金の場合、外壁塗装費用の一部が政府から支払われることになります。これにより、外壁塗装費用を軽減することができます。
助成金は、政策によって異なりますが、通常は申請することで受けることができます。申請方法や申請要件については、各自治体のウェブサイトなどで確認することができます。
助成金は、財政支援の一種ですが、利用することで、自分自身の負担を軽減することができます。外壁塗装助成金の利用にあたっては、申請要件や申請方法などを確認し、適切に申請することが重要です。
外壁塗装助成金の対象
外壁塗装助成金は、特定の条件を満たす住宅に対して提供されます。助成金の対象となる住宅について詳しく説明します。
- 建築年数: 助成金の対象となる住宅には、建築年数が一定以上のものがあります。これは、新築の住宅ではないが、まだ良好な状態の住宅を対象とすることを意味します。
- 所在地: 助成金の対象となる住宅には、特定のエリアに所在するものもあります。これは、地域改善などを目的とした政策の一環として、特定のエリアを対象とすることがあります。
- 特別な条件: 助成金の対象となる住宅には、特別な条件を満たすものもあります。例えば、耐震性やエネルギー効率などが特別な条件となることがあります。
助成金の金額は、対象となる住宅の種類や特別な条件などによって異なります。助成金を利用することで、外壁塗装費用を軽減することができますが、対象となる住宅や条件については、各自治体のウェブサイトなどで確認することが重要です。
申請方法
外壁塗装助成金の申請方法は、自治体によって異なりますが、一般的な流れは以下の通りです。
- 自治体のウェブサイトや受付窓口などで、助成金の申請要件などを確認する。
- 必要書類を用意する。通常は、住宅の所有者証明書や住宅の設計資料などが必要となります。
- 申請書類を提出する。自治体のウェブサイトにてオンライン申請ができる場合もありますが、受付窓口に直接提出することもできます。
- 申請が承認されると、助成金の支払いが行われます。
助成金の申請方法は、自治体によって異なるため、事前に自治体のウェブサイトなどで確認することが重要です。また、申請書類を正確に提出することも大切です。不備な書類の提出により、申請が却下される可能性がありますので、注意が必要です。
助成金は、住宅の外壁塗装をするための負担を軽減することが目的です。助成金の利用を検討することで、自分自身の住宅を整えることができます。申請方法について詳細に知っておくことで、助成金の利用に必要なステップをスムーズに進めることができます。
注意点
助成金の申請にあたっては、いくつかの注意点があります。これらの注意点を遵守することで、トラブルなく助成金の利用ができます。
- 申請要件: 助成金の申請にあたっては、必要な申請要件を満たすことが大切です。例えば、建築年数や所在地などの条件を満たさないと、助成金の利用ができません。
- 提出書類: 助成金の申請にあたっては、正確な提出書類が必要です。不備な書類の提出により、申請が却下される可能性があります。
- 申請のタイミング: 助成金の申請にあたっては、申請のタイミングにも注意が必要です。申請期限や、該当する助成金プログラムが終了していないことなどを確認することが大切です。
トラブルに遭遇した場合は、まずは自治体に問い合わせます。自治体からの情報をもとに、トラブルの解決策を探すことが大切です。
助成金は、住宅の外壁塗装をするための負担を軽減することが目的です。助成金の利用にあたっては、注意点を遵守することが大切です。助成金の利用にあたってのトラブルに遭遇した場合は、自治体に問い合わせ、解決策を探すことが大切です。
まとめ
助成金制度は、住宅の外壁塗装をするための負担を軽減することを目的としています。本記事では、助成金制度に関する基本的な情報から、申請方法や注意点について説明しました。
助成金制度は、自治体によって異なりますので、利用する前には必ず自治体のウェブサイトなどで情報を確認することが大切です。また、申請にあたっては、必要書類を正確に提出することも重要です。
外壁塗装をする際には、以下のポイントも押さえておくことが大切です。
- 予算の確認: 外壁塗装にかかる費用を予め把握しておくことが大切です。助成金制度を利用することで、費用を軽減することができますが、予算の確認は必ず行うことが大切です。
- 品質の確認: 外壁塗装を行う際には、品質の確認も大切です。信頼できる業者を選ぶことで、外壁塗装を安全かつ品質良く行うことができます。
以上が、外壁塗装に関する助成金制度とともに、外壁塗装をする上でのポイントについてまとめた内容です。助成金制度を利用することで、外壁塗装をより費用対効果の高いものにすることができます。
塗料は、外壁塗装をするうえで職人の腕と同様に重要な役割を果たします。
どんな塗料を選択すればいいのか?実際の噂と現実はどうなのか?おススメできる塗料の選び方をご案内します。
おススメの塗料は?
日本で最も使用頻度の高い物は、シリコン塗料です。
なぜ、シリコン塗料なのでしょうか?
なぜなら、製品の仕様が豊富であること、品質と価格が日本人の平均を選ぶという嗜好と合致している点からにありました。
これまで、パーフェクトシリーズというものが存在していなかったため、シリコンが主流でしたが、この度誕生した「パーフェクトシリーズ」は、シリコンにとって代わる存在として位置付けされます。
これを最後の塗装としたいと考える人、マメに塗装をしていつもきれいにしていたいと考える人とでは、選ぶ基準や塗料も本来は違ってくるはずなのですが、一般的だという理由から選ばれているのです。
本来ならば、自分の人生設計や住宅状況によって変わってくるはずです。
どんな塗料があるのか実際に見ていきます。
外壁塗装で使用される塗料
外壁塗装では、乾燥後の塗膜部分に対応するものに、合成樹脂、添加剤、顔料があります。また、塗装後に乾燥などによって蒸発してなくなるものとして溶剤類があります。
合成樹脂には「アクリル」、「ウレタン」、「シリコン」、「パーフェクトシリーズ」、「フッ素」などがあり、耐久性に大きく関わります。
添加剤は、塗膜に機能を付ける役目で「1液型」、「2液型」、「硬質」,「弾性」、「艶あり」、「艶無し」、顔料は塗膜に色をつけるもので、「エナメル」、「クリアー」など、溶剤類としては、「水性」や「油性」などがあり塗料を液体化させるのに用います。
グレードの差
各々の塗料にはグレードや価格による差があります。
アクリル塗料<ウレタン塗料<シリコン塗料<パーフェクトシリーズ<フッ素塗料の順で、ウレタン塗料、シリコン塗料は、価格的に求めやすいものになりますし、品質を重視した場合はフッ素塗料になりますが、パーフェクトシリーズは、その優れた機能からグレード的にも対等であると考えられます。
DIYを思い浮かべていただければわかるように色々なメーカーのものがホームセンターなどで売られているはずですが、これはアクリル塗料になります。個人がよく使用するタイプの塗料になりプロ職人は用いていません。
使用方法の違い
1つの液のみ用いる「1液型」は価格が比較的安く作業効率も高いのですが、耐久性に欠けますし、塗る場所が限られてしまいます。余った場合、翌日以降に持ち越せます。
硬化剤と取材を合わせて用いる「2液型」は、耐久性が高く様々な場所に塗れて便利ですが、比較的高くつきます。また混ぜなければ保管しやすいのですが、混ぜたらすぐ使う必要があります。
伸びの差
塗料の伸びは弾性によって差がでてきます。
弾性の弱いモノから、硬質塗料<微弾性塗料<弾性塗料の順になります。
光沢について
他には光沢の違いや色の違いがあります。
光沢度は、5段階に分けられ、艶あり>7分艶>5分艶>3分艶>艶消しなどがあります。
艶消しにした場合、かなり落ち着いた雰囲気になります。ですが、艶消しのための添加剤は不純物でもあるため塗料の基本的性能を落とす可能性もあります。そのように考えた場合は、艶ありを選択するのが無難になります。
色、特殊なモノ
着色効果のある顔料を入れると有色不透明になる「エナメル塗料」
入れない場合は無色透明になる「クリヤー(ワニス/ニス)塗料」となります。
顔料の働きは、着色効果の他に防錆力や遮熱性、たれ防止、粘り具合などに効果的なものもあります。
顔料を入れたエナメル塗料には、元の外壁の色を隠すことができますし、現在の外壁のデザイン性をどうするかで選択する場合が多いようです。
水性塗料、油性塗料
塗膜主要素を水で溶かすものを「水性塗料」、「油性塗料」はシンナーで塗膜主要素を溶かしているものになります。シンナーはご存じのように臭いがきつく保管もしにくい事が特徴です。
ですが、油性塗料のほうが水性塗料よりも長持ちはするようです。
最近は、高機能・高価格な塗料としてラジカル制御型や光触媒などが出てきました。
塗料選択の判断基準
私たちは、このようにある程度の知識を持ったとしてもすぐ忘れてしまったり、いざというときは、なかなか判断が難しいのが現実です。
では、どうしたらいいでしょうか?
塗料を選ぶ場合は次の順に選択することをおススメします。
1・自分は特殊な機能を必要とするか?
2・現在の外壁の色を使用するか?
3・艶はどうするか?
4・耐久年数と予算の希望は?
上記で選択していくのが望ましいのですが、予算の関係他で再考する場合もでてくるかもしれません。その場合は、自分の優先度をどこに置くかが重要になってきます。
また塗料を選択する場合は、素人では数多くの中から選ぶのは訳がわからず途方に暮れることにもなるので、専門家に相談するか、塗装業者に聞きながら選ぶのが無難です。
まとめ
塗料をどのように選ぶかは、建物の耐久性だけでなく金額的面でも大きな差が出てきます。
くれぐれも、業者に丸投げしないよう注意してください。あとから耐久年数の差、費用の差に愕然としないよう、信頼できる外壁塗装業者選びと賢い塗料選びをされるようにしてくださいね。
失敗しない外壁塗装を選ぶには、まずその種類を知っておくことが重要です。
塗料の主成分は、合成樹脂なのですが、その含まれる物質により耐久性や見た目が変わってきますので塗料の種類を知っておきましょう。
紫外線が与える悪影響
地球は、ご存じのように紫外線が降り注ぐことによって私たちの肌はシワやシミができやすくなり、人体にさまざまな悪影響を及ぼしています。
私たち人間と同様に私たちの住む住居も、常に紫外線を浴びています。つまり、外壁に塗られている塗膜は紫外線を浴び続けていることで、大きな影響を与えられているのです。
実は、その紫外線は、建物の劣化の原因になるだけでなく紫外線を浴び続けることで塗膜が破壊され、美観を損ねるということがわかっています。
人体への影響という点では、紫外線対策をしているのに、今まで建物への紫外線対策にきちんと対応できるものが皆無でした。
ですが、耐候性に優れ、「ラジカル制御」技術で紫外線に強い塗料で、シリコン系塗料よりも強靭な塗膜をつくることができるという「パーフェクトシリーズ」という優れた塗料が誕生しましたので、ご紹介していきます。
今までの一般的な塗料の種類
アクリル系塗料:低価格ですが耐久性に弱くこまめに塗り替えが必要
ウレタン系塗料:比較的低予算で済み、塗料の剥がれが気になる部分に使用できる。
シリコン系塗料:コストパフォーマンスが良くウレタンよりすべてにおいて上質。
フッ素系塗料:耐久性、耐候性、撥水性に優れているが汚れやすいというデメリットもある。
割高になってしまうが、長い目で見た場合、特である。
「パーフェクトシリーズ」という塗料
そして最近注目を集めているものに「パーフェクトシリーズ」があります。
一般の塗膜の場合は、紫外線があたると顔料の主成分からラジカルが発生・拡散し、樹脂同士の結合を破壊し、それが塗膜劣化の大きな原因でした。
ですが、ラジカルの発生を抑える性質を持ち、発生したラジカルを、バリヤー内に封じ込める技術開発に成功し、光安定剤との併用のダブル効果で耐候性を高める「ラジカル制御」技術を使用した『パーフェクトシリーズ』の登場で住宅の劣化対策は画期的な進歩を迎えたと言って過言ではありません。
一般塗装と「パーフェクトシリーズ」の違い
一般塗装は、紫外線対策がなされていないため、紫外線が当たると樹脂が劣化し塗膜が薄くなっていきます。
「パーフェクトシリーズ」は、紫外線対策がなされていて、紫外線が当たってもラジカルの発生を抑え、ラジカルを閉じ込めるだけでなく「ラジカル制御」技術が樹脂の劣化を防ぐのでダブル効果で建物を守ります。
「パーフェクトシリーズ」おススメの理由
現在住宅の建物は、シリコン系塗料が主流になっている状態です。
ですが、パーフェクトシリーズは見た目も綺麗に仕上がるだけでなく、耐久性に特化しているのです。
今の外壁の主流となっている外壁、シリコンより長くもちますし、最高級のフッ素系塗料だと高くてなかなか使えないと足踏みしてしまう方も、このパーフェクトシリーズならシリコン系塗料とそれほど変わらない金額で提供することができます。
パーフェクトシリーズの代表的な機能「強く・長く・美しく」
「ラジカル制御」。
ラジカルは塗膜を傷める原因物質です。
このラジカルにいち早く着目し、ラジカルを発生しにくく、さらに発生しても抑えることができるというダブル効果でさらに上の耐候性を実現しています。
「トリプル遮熱」や「セラミックハイブリッド効果」などの充実した機能がたくさんあります。
また、建物の外壁だけではなく屋根、屋上、ベランダ、内装においてもパーフェクトシリーズは、その効果を実証することができます。
高い遮熱機能やヒビ割れへの追従能力、カビの発生を抑え,低臭で環境に優しいです。
しっとりした落ち着きのある艶や美観は申し分ないものとなります。
パーフェクトシリーズでは塗料の「伸び」や「軽さ」「仕上がり」を追究して「より良いものを作り、価値よりも 低コスト」にすることを求め、全ての人の満足度を向上させるべく提供できていると好評のようです。
低汚染性・防藻・防かびに優れ、美しいつやを出し、ぼんやりした仕上がりが、ピカピカの仕上がりになるのです。
主流だったシリコンからパーフェクトシリーズへ移行、利用される方が今後多くなってくることが予想されます。
塗料の選び方
塗料を選ぶ際には、目的に合った塗料を選ぶことが大切です。
同じ素材の塗料でも、メーカーによって塗料の特徴は異なり、その塗料ごとに塗り替えサイクルも変化します。目的に合った塗料を選択し、優先順位を塗装業者にしっかり伝えましょう。
予算、塗装の範囲、付加機能、遮熱、断熱、防水、光触媒機能などが必要かどうか、色調、あれば修繕箇所、メンテナンス期間、耐久年数の希望などで見積をしてもらうことをおススメします。
まとめ
優れた機能を持つ「パーフェクトシリーズ」についてご案内しましたが、いかがでしたか?
外壁塗装工事をされる方の参考になれば幸いです。
普段特に考えずに過ごしている外壁塗装ですが、何らかの時に見直して必ず考慮したいのが雨漏り対策や防水塗装についての内容です。雨漏りしたらどうしたらいいのか、防水塗装とはどんな方法で行うのかなどを見ていきましょう。
雨漏りしやすい外壁とは?
最近よく利用されるサイディング外壁(寒冷地では凍害は起こりやすい)は、ヒビが発生しないのでほとんど雨漏りの恐れがないのですが、セメントと砂を合わせた一般的なモルタル外壁は、乾燥によってヒビが生じやすく、ヒビから雨漏りが発生しやすいと言われています。
屋根材と外壁材の主原料
屋根材や、外壁材の主原料はセメントや金属です。
屋根材には、セメント瓦、コンクリート瓦、ストレート(コロニアル・カラーベスト)などがあり、全てセメントアルカリ性です。
外壁材には、窒素系サイディング、モルタル外壁があり、これらはセメントアルカリ性で金属製サイディング(ガルバリウム)は金属でできています。
屋根材や外壁材の表面を保護することが、屋根塗装や外壁塗装の主な目的で、塗料は、雨などの水分から守ってくれる役目を果たしています。
空気中には塵や埃、砂・土の埃、自動車などから排出された煤煙やそこに含まれる有害物質などが飛び交っています。しかし、それらは酸性の性質をもつことから屋根材や外壁材のアルカリ性に付着した場合、悪影響を与えたり、金属に付着した場合はサビの原因にもなってしまうこともあります。
外壁塗装で雨漏りは直るか!?
外壁塗装をしたからといって雨漏りが直るわけではありません。
原因が外壁にあった場合には有効ですが、そうでない場合もあるからです。
雨漏り調査をせずに外壁塗装をすると雨漏りがサッシや屋根からの場合、当然外壁塗装をしても雨漏りが直るはずはなく、ムダな出費となってしまいます。
また、屋根からの雨漏りとわかった場合においても、単純に屋根の表面を塗装しない方が良いのです。カラーベスト等の屋根材が一次防水、その下にアスファルトルーフィングという二次防水があるためで、仮に一次防水が割れたとしても二次防水のアスファルトルーフィングによって雨漏りをさせないという考え方があるのですが、屋根の雨漏りは二次防水のアスファルトルーフィングの破損の場合が多いからです。
その場合、単純に屋根の表面塗装をしても問題解決にはならないのです。
自分でまず室内点検をしましょう
屋根材におけるスレート、外壁材におけるモルタルや窯業系サイディングは、それ自体には防水性が低く、表面の塗膜が雨などの水分が染み込むことを防いでいます。
ですが、年数とともに屋根材、外壁材も水分を吸収すると膨張、乾燥すると収縮することから体積が変化し、そのことから脆くなっていく現状があります。
もし雨漏りかも?と心配になった場合は、写真をとっておくことをおススメします。
雨が降った場合に、その写真と比較してシミが広がっていないかを確認することで状態がわかります。
そのシミが雨降りの後に広がっているようなら雨漏りの可能性があり、濡れているだけならば結露の可能性もあり、その場合は対処の仕方も違ってきます。
雨漏りは業者に依頼
雨漏りを発見した場合には、速やかに信頼できる業者に依頼しましょう。
住まいにおける心配、不安と言えば地震・火災・台風・シロアリ・雨漏りなどがあげられますが、地震・火災・台風は、保険に入っていればカバーできますし、シロアリは定期的な薬剤の散布により免れることもできます。
問題は、雨漏りで、はっきりわからないからこそ不安にもなってくるでしょう。
ヒアリングの重要性
防水、雨漏り対策について業者とヒアリングすることは重要で、いつから雨漏りが発生したのか?小雨でもシミが広がるのか?どれくらいの頻度で雨漏りがしているのか?などをしっかり確認する必要があります。
屋根からなのか、ベランダからなのかなど仮設を立てることができ、実際に散水調査で実態を把握できたりするからです。
実際に建物を拝見して御見積りやご相談、目視、打診には、料金がかからないのでしっかり見てもらうことが賢明です。
散水調査をして見立て通りなのは90%ほどであり、残りの10%ほどは予想できなかった経路からによることがあるので、屋根からの場合だとしたら、当然ながら外壁塗装をしても問題解決にはならないということになります。
業者を選ぶ重要性
なかには、「雨漏りは外壁塗装をすれば、解決しますよ。」などといい加減な発言をする業者もいます。全国的規模で、新規参入業者が増えていることは喜ばしいことでありながら知識を持たない業者も多く存在することによる問題も多々あります。ですから、業者は慎重に選ぶ必要があります。
まとめ
雨漏りにより、家屋内部の柱や梁を濡らしてしまうと、シロアリの好む環境ができてしまいます。また、それだけではなく、雨漏りそのものは複雑で見た目だけでは原因が分からない場合がほとんどです。必ず信頼できるプロの雨漏り修理業者に依頼をするようにしましょう。