建物の壁の塗り替えをするときに依頼するのが、外壁塗装業者です。
一言で外壁塗装の業者といっても、その実態は様々です。
良い工事をしてくれる優良な業者もいれば、技術が不足していたり料金で騙したりと悪質な業者もいます。
壁の塗り替えでトラブルにならないためには、優良な外壁塗装の業者を選ばなければいけません。
優良な外壁塗装業者を選ぶときに役立つのが、口コミによる評判です。
口コミで評判が良い業者なら、安心して建物の壁の塗り替えができるでしょう。
評判が良い外壁塗装の業者は、技術力が高いです。
高い技術力を活かしながら丁寧に施行してくれるので、見た目の仕上がりが良くなります。
また、施工後にトラブルになる可能性も少ないので、あとで余計なことに煩わされることもないでしょう。
壁の塗り替え工事だけではなく、お客さんに対する対応も丁寧なのが良い外壁塗装業者の特徴です。
契約前に相談しても無理に契約を迫ることはなく、工事中も様々な配慮が行き届いています。
また、壁の塗り替えが終わったあとのフォローも良く、定期メンテナンスなども実施してくれます。
気持ち良くお付き合いをすることができるので、また壁の塗り替えをすることがあったら、もう一度頼みたくなるでしょう。
料金についても契約前に説明してくれ、追加料金が発生することはありません。
つまり、口コミで評判の良い外壁塗装の業者に壁の塗り替えを依頼すると、安心して全てお任せすることができるのです。
私たちは外壁塗装を業者に依頼するとき、一番安くきれいにやってもらえればいい、くらいに考えるかもしれません。ですが、それはすべての業者の質とかレベルの差を考えていない場合の対処法になります。
どうやって安心できる外壁塗装をしてもらえればいいのか、ご案内していきます。
外壁塗装を行う業者は?
1・リフォーム業者
2・大手のハウスメーカー
3・地元の外壁塗装業者
以上の業者が、外壁塗装を行ってくれますが、それぞれの違いを見ていきましょう。
1. リフォーム業者
リフォーム業者は、外壁工事も屋根もリフォームも同時にやりたいと思った場合、同じ業者とずっと顔を合わせながら同時進行していくことができるので、便利だと思うかもしれません。
ですが、外壁塗装専門の業者ではないのです。
そして重要なのは、もともと外壁塗装をしていたけれど、リフォームまで手を広げようとして同時にやっているのか、もともとリフォーム会社だったけれど手を広げて外壁塗装をするようになったか、です。
重要なのは、前者のもともと外壁塗装業者であったか、という点です。
なぜなら、もともと塗装専門業者でなければ、塗装に関する技術や専門知識に格段の差があるのは確かだからです。「今なら無料診断やっています」よく耳にするこのような言葉で訪問され、頼んじゃった、という人もいるのではないでしょうか。
2. 大手のハウスメーカー
あなたがハウスメーカーなどの大手業者に塗装をいらいしようとするなら、やめた方がいいです。なぜなら、その多くは地元の塗装業者や下請け専門の業者に依頼されて塗装をする「請け業者」なります。
つまり、中間マージンが発生するために塗装費用が高くなってしまうのです。
つまり、下請け側も仕事をするからには利益を確保しなければならないので、手抜きの塗装工事になりやすいのです。
なぜそういったことが起こるのでしょうか?
それは、1つの建物の外壁塗装をするにあたり、2~3社が関わってくることから起こります。各社は、それぞれの会社の利益をどの部分で出すか考えるようになります。
まず、ハウスメーカー側は自社の利益のために中間マージンを取りますし、下請け業者も自社の利益のためには費用を抑える必要がでてきます。
そういった場合、塗料を薄めてみたり、しなければならない工程を省いたり、雑なものにするよりなくなるのです。
依頼者には関係のないところで、勝手にそのような状況に巻き込まれてしまうので、大手のハウスメーカーであったとしても外壁塗装を依頼するときは充分考慮する必要があります。
3. 地元の外壁塗装業者
もし地元の外壁塗装会社を選んだ場合は、会社の規模や資金力においては大手にかなわないものの塗装技術、知識、経験の豊富さ、安さでは地元の外壁塗装業者のほうが勝ります。
・その地域に合った塗装
・すぐに駆け付けてくれる
・安い費用にできる
などのメリットも得られます。
外壁塗装業者を選ぶ方法
・価格が明確、わかりやすいこと。
・説明が丁寧で、わかりやすいこと。
・価格が安いこと。
・実績や評判があること。
・相談がしやすいこと。
・接客対応がよいこと。
・施工技術力が高いこと。
・アフタ―フォローがしっかりしていること。
上記の順番で、塗装業者は選ばれる傾向にあります。
ですが、自分たちは、何に基準を置いているのかが問題です。
例えば、いくら価格が安くても態度が横柄であったりするのは絶対嫌でしょうし、いくら接客対応が良くても工事がずさんであれば、文句も言いたくなるからです。
外壁塗装のプロに依頼する。
外壁塗装は何と言ってもプロに依頼しないと意味がありません。
大手のハウスメーカーや、リフォーム会社が経験や知識が豊富かどうかと言うと問題があるかもしれませんね。
外壁塗装のプロとはどういう人?
◆外壁塗装の時期を見極めることができる。
ちゃんとしたプロなら小さなヒビを見つけて「すぐ塗装しないと危険です。」のようにあおったりすることはありません。
◆きちんと測量をしてくれる。
測量をしっかりしないでいくら、と言われても納得できるものではないでしょう。
外壁の劣化状態を確認して、修繕の根拠になるものを提示したり、しっかり見積を書いたりしてくれるのがプロです。
◆外壁以外の部分もチエックしてくれる。
建物全体を確認して他に劣化部分や問題になる箇所がないかを確認してくれます。
◆言葉だけでなく映像・写真で現状を見せてくれる。
口頭のみで説明するのではなく、素人にもわかりやすいように写真を撮るなどして詳しく説明してくれます。
◆説明内容を全て書面で渡してくれる。
言ったことと食い違いが無いように書面で渡してくれる業者は信用できますし安心です。
◆30分以上は調査に時間を充てている。
図面上で見るだけで見積を出すようではプロといえません。しっかり計測してもらい、現地調査するとそれなりに時間がかかって当然ですね。
まとめ
しっかりとした外壁塗装業者に依頼することで、安心した外壁塗装もできるということがわかりました。これらの記述した確認事項を頭に入れておくと悪徳業者に関わらずに済みますので参考にしてくださいね。
壁の塗り替えは素人ではできないため、外壁塗装業者に依頼します。
外壁塗装業者の選び方のポイントは、他の人の意見だけで良い業者だと判断しないことです。他人の家と自分の家は違うので、費用や仕上がりが全く同じにはなりません。例えば、外壁がそれほど劣化していない家では、ほぼ完璧に塗装できても、何十年も経ってから外壁塗装をした家では同じ結果にならず、出来栄えや機能面に不満が残る場合があります。手抜きに関しては遅れて発見されることも多いので、知り合いが良かったと勧めても本当に優れた技術を持っているかは分かりません。
もし悪徳業者であることが後から分かれば、その業者を紹介した人とも関係が気まずくなります。業者を選ぶ時は、営業担当者が信頼できるかが重要です。実際に外壁塗装をするのは職人ですが、営業担当者は費用の見積もりや使う塗料の相談など様々なことを決める立場にあります。職人の技術力や実績、塗装方法など質問に関して丁寧に答える営業担当者が信頼できます。たまに職人が自ら営業も行う場合があり、現場を良く知っているので有力な情報が得られます。外壁塗装は一刻を争うほど状態がひどいケースを除いては、施工を焦る必要はありません。信頼できる営業担当者を見つけて、それぞれも業者から見積もりをもらいます。マージンや塗料の種類、施工方法などで費用が大きく違うので、納得できる内訳であるか比較検討を繰り返せば、悪徳業者に引っかかるリスクが減ります。
壁の塗り替えの時期が近づいてきた時に、丁度タイミングよく外壁塗装業者が連絡をしてきた時には少し警戒をする必要があります。
元々お世話になっている業者でしたら、塗り替えの時期を知らせる為に連絡をくれたと考えられますのでこれに関しては、特に問題はありません。
問題となるのは、突然見知らぬ業者が家を訪ねてきて塗り替えを迫る場合です。
悪徳業者というのは訪問販売をしてきて、検討をする間もなく契約を迫ってくることがあるので注意が必要です。
良い外壁塗装業者が必ずしも訪問販売をしないというわけではありませんが、悪徳業者の多くは訪問販売で契約を迫ろうとしてくることがあるので気をつける必要があるのです。
悪徳業者は訪問販売をしてくるだけでなく、他と比較をして以上に安い金額で外壁塗装をできると説明をしてくるというものもあります。
外壁塗装の費用というのは理由がありますから、相場も決まっているものです。
その相場から、あまりにも安い費用を提示してくるということは考えられるケースはふたつで、後から追加で費用を請求してくるかあるいは手抜きをするかのどちらかしかありません。
価格競争をするにしても限度がありますから、他と比較をして図抜けて安いということは何か裏があるということで、悪徳業者であるという可能性が非常に高いのです。
そのため、悪徳業者を見抜くためにはしっかりと他の業者の見積もりもとって、金額の比較をすることが大切です。
住宅は、毎日生活する人たちを日差しや雨風、外気などから守ってくれるものです。このため、築年数が経過するほど劣化していき、特に外壁は手入れをする必要があります。塗装が施されていますので、劣化していくとひび割れが発生し、外壁の内部に雨や汚れが入り込み、腐食したり雨漏りなどが起こることが考えられます。
これを防ぐためには、外壁塗装と呼ばれている、壁の塗り替えをすることが重要になります。この外壁塗装は、住宅を建ててからおよそ10年経過した頃に、壁の塗り替えを行うことが一般的に理想とされています。建物の劣化を最小限にして、長く住める家を残していくために、外壁塗装を行うのがいいでしょう。
壁の塗り替え工事を行う業者は、全国各地にあります。外壁塗装を業者に依頼する場合には、必ず見積もりをいくつかの業者に依頼して、それぞれ内容を比較することで後悔することは少なくなるでしょう。見積もりの項目には、外壁塗装に使用される塗料の名称や単価、足場や養生、高圧洗浄などの作業代、などが記されているものです。これらの見積もりの内容を、それぞれの業者ごとで比較し、高額な請求を受けることがないようしっかりと把握しておくことが大切になるでしょう。
業者によっては、外壁塗装に必要な料金が、見積もりに記載されていないこともあるようですので、業者を選ぶ際に失敗しないためには、項目をチェックして記載がない場合には依頼する前に確認しておきましょう。